暮らしの引き出し
“(いよいよ)ベッドメイク

晴れた日を選んで、いよいよベッドメイキングを実践してみましょうか。

ベッドメイキングをする朝は、窓を開けて空気を入れ替えて、全部の寝具をベッドパッドごと足元までめくって丸めておきます。そうすることでマットレスも乾きます。

しばらく放置したら、上がけを1枚ずつ外して、折り畳んで風通しのいいところに重ねます。シーツやピローケースも全部剥がして、リネン類はまとめて洗濯をしましょう。

マットレスの縫い目に沿ってブラシをかけます。そして、ベッドルーム全体に掃除機をかけましょう。空気が澄んだころ、ベッドパッドをマットレスの上に敷いて均一に。その上から新しいベースシーツを均等に広げます。折りたたみ中心線はそのときの目安になります。

まず、マットレスの角を両手で持ち上げて、片足をステップにかけるようにフレームを踏んで、膝の上にマットレスを載せたまま作業できる態勢をつくります。マットレスはへその辺りまで持ち上がり、両手は自由になりましたから、手元での折りこみ作業が楽になります。

1. 長辺のサイドに垂れたシーツを、マットレスの厚みに添って角を撫でるようにフィットさせ、布の端を片手で押さえておきます。
2. 次に、三角に垂れた短辺の布をもう一方の手で下から上方向に撫で上げて、先の布に重ねてフィットさせて、上から押さえておきます。
3. 最後に短辺の残り布を、被せるようにマットレスの裏側まで巻きこみます。このとき、角がだらしなくはみ出さないよう、折り目をマットレスの垂直ラインに合わせたら、両手で静かにマットレスをおろします。

反対側の作業は当然ながら、手の使い方が逆になります。この手順で4つの角にシーツを折りこんでゆきます。最後にシーツがピンと張るように、サイドのたるんだ箇所を引っぱってマットレスの下に巻きこんで修正します。

次にピローケースを枕にかぶせて、中身の羽毛を手でほぐしながらセットします。

その上からカバーシーツを広げて長さを調整します。ヘッドは折り返しますから、ヘッド側を持ってズズーッと引っぱってみて、左右均等に垂れているのを確認したら、今度はフットへまわります。フット側はベースシーツの折りこみ分と同じ分量を残します。ベースシーツと同じ要領で、膝で支えながら、フットの角を両側ともキャラメルのように折りこみます。ヘッドはそのままにして、上からブランケット、あるいはデュヴェをかけます。これらのフット部分もマットレスとフレームの間に押しこんで、ずれないように留めておきます。

ふたたびヘッドへもどり、カバーシーツを持ち上げて、ブランケットやデュヴェを挟むように余分な布(ヘッダー)を外側へ折り返してください。最後に両サイドを整えながら裾をきれいに垂らします。もしもスローやキルトをその上に掛けるときは、二つ折りか三つ折りにしてフット部分にかけておきます。必要なときにそのつど広げて、かけてあげます。

さあ、これで気持ちよい眠りを約束するアットホームなベッドが出来上がりました。

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