暮らしの引き出し
流れるがごとしでありたい

猫はほんとうに気持ちいい場所を知っていますね。夏はかならず風の通る場所を探して、手も足も背中ものばしきって眠っています。あれに習いたいものです。

ベッドルームに風を通しましょう。全部開けると不用心ですし、窓を全開したからって、風がたくさん入るわけではありません。ほんの少しの隙間でいいのです。風は入り口と出口が必要です。窓から窓、窓からドア、風の通り道にベッドを置きます。

それでも熱帯夜の無風状態のときには寝苦しいですね。寝る30分くらい前にベッドルームを閉め切って、エアコンを25℃に設定しておきます。ベッドがひんやりして、リネン類も乾燥します。寝るときにエアコンを切って窓を少し開けて、横になったら思いっきり伸びをして、冷たくなったシーツを手や足で撫でているうちに眠ってしまいます。

それでも暑くて夜中に目が覚めてしまったら、どうしましょう。氷を少し入れた水枕を用意します。ちょうど首の後ろあたりにあてて、気持ちいいポジションを探しているうちにコトリと眠ってしまいます。

ラベンダーやカモミールの香りも眠りを誘います。寝しなの気持ちよさが大事。眠ってしまえばわからない。眠ると体温も下がりますから、エアコンや扇風機をつけたまま眠るのは禁物、内臓まで冷えきって、肌はひからびて、それこそ3日でからだを壊します。元来夏は暑いのですから、暑さにからだを馴らすことを心がけます。

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