暮らしの引き出し
暑い国の食べものだから

夏は食欲が失せて、昼はそうめんかスイカくらいですませたいところですねえ。胃も「こんなに暑いのに働きたくないよ」と言ってるし。むきになって食べるより、胃を休ませたほうがいいんじゃない? 夏やせという言葉があるくらいだし。

涼しいうちに食べる朝ご飯に重点を置くと、夏バテしにくいです。暑いときは、より暑い中東のフムスはどうでしょう。昼間の暑さに耐えうるからだにするための、植物性タンパク質たっぷりのペーストです。1週間の分量をまとめて作って小分けにします。たとえば、耐熱のカップケーキの器に詰めて、冷凍しておきます。食べるときはオーブンを160℃にして20分ほどで焼き上がり。ピタパンに、キュウリ、トマト、タマネギなどのスライスといっしょにはさんで食べると充実感があります。ホットドッグロールにもサンドイッチにもOK。飲みものはレモンを搾って塩を少し加えて、ミネラルウォーターで割ったレモン水で。

[材料]

 ひよこ豆をカップ2杯
 にんにくを1片
 レモンの絞り汁 1/2個分
 タヒニ=Tahini(胡麻ペースト)大さじ2杯
 エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2杯
 塩、黒こしょう

[作り方]

 ひよこ豆を前の晩に2倍の水に浸す。
 圧力鍋に豆を水ごと加えて(豆に水が被っていない場合は足す)
 シューッといったら弱火で10分煮る。
 火を止めてそのままにしておく。
 圧力レバーが降りたら蓋を開ける。
 (圧力鍋がないときは、ふつうの鍋で柔らかくなるまで40分くらいコトコト煮る)
 ニンニクを半割りにして芽をとって、少しの煮汁といっしょにブレンダーにかける。
 ひよこ豆、レモンの絞り汁、タヒニ、オリーブオイル、塩をひとつまみ入れて、黒こしょうを挽く。ブレンダーにかけてペースト状になったら出来上がり(ブレンダーのない人はすり鉢を使います)。

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