暮らしの引き出し
ベッドルームの明かり

ベッドルームには、どのような照明がふさわしいのでしょうか?

それは、あなたがベッドルームでなにをするかによります。たとえば、眠る前に本を読むのが楽しみな人、読書用のスポットライトを灯せば、ベッドはたちまち小さな読書室に早変わりします。ベッドサイドには、いい夢を見るための数冊の愛読書を常備して。

手元のスイッチで、ハロゲンランプがちょうど広げた本の上だけを照らすよう、天井に埋めこむ方法は、まるで飛行機のなかの読書灯のように独占的な感じがします。ハロゲンランプには光が広がる広角と、光が狭い範囲にしか当たらない狭角がありますので、ベッドルームの入り口辺りの床は広角で柔らかい光を選び、読書灯はとなりで眠る愛しい人が目覚めないよう配慮して、狭角もしくはミニハロゲンランプを選びましょう。

天井に光源を埋めこむには工事が必要ですから、将来の計画にしましょうか。現在の部屋で同じ雰囲気を実現するには、高さを調節できるスタンド式の、自在に首の角度を変えられるものを探してください。壁や天井に光を向けて間接光にしたり、手元のみを明るくすることができます。

音楽を楽しんだり、瞑想に耽りたいならば、床起きのあんどんや柔らかな布のシェード(かさ)、光がほわっと宿るような曇りガラスのグローブ(火屋:ほや)もすてきです。

ベッドルームの明かりは、スライド調光式か段階スイッチのあるものがいいでしょう。工事の際はその注文を忘れずに。白熱灯の場合はコントローラーが別売品でありますから、お手持ちのライトにつなげて調光することもできます。安全灯として明かりを小さく落とせばやすらぎますし、部屋が真っ暗だと眠れないという人にもおすすめです。

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