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昨今の、スピードやバイオレンス、エロティシズムを追い求めるマンガの一方には、昔から私たち日本人が持ちつづけてきた、自然を愛でる感受性を、しっとりと描きだしている作品が存在するのです。
夏目 房之介さんが、そうした“マンガの中の自然”をふらりと訪ねる、連載批評です。


[連載期間]98年10月号〜99年7月号

夏目 房之介さんのプロファイル




第十回「私にとっての“自然”」
諸星大二郎『無面目』について


第九回「海のなごり」
高野文子『玄関』について


第八回「なにもいわない空」
近藤ようこ『水鏡奇譚』について


第七回「桜の下へ」
吉田秋生『櫻の園』について


第六回「風景の音」
森雅之『耳の散歩』について


第五回「浮遊感覚」
たむらしげる『銀河の魚』について


第四回「雪見」
杉浦日向子『YASUJI東京』について


第三回「下町の植物」
滝田ゆう『寺島町奇譚』について


第二回「アジアの雨」
坂田 靖子『アジア変幻記2 塔にふる雪』について


第一回「郊外の木漏れ日」
谷口ジロー『歩く人』について







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