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none  サッカーに多い“ケガ” 
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サッカーで多いのは打撲、捻挫、肉離れ
サッカーは、走ることや蹴ることを基本とするコンタクトスポーツです。そのため、サッカーの練習や試合で多い傷害は、コンタクトスポーツで一般的な、打撲、捻挫、肉離れなどになります。また、ゴールキーパー以外は手を使えず、用具もサッカーボールのみであることがこのスポーツの特徴ですから、“ボールを蹴る”ことが基本動作の中心になります。そこで、傷害を部位別にみてみると下肢に集中しており、とくに大腿部の傷害が最も多く、次に足関節になっています。

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Jリーグでは初期は頭頸部、現在は下肢
プロサッカー選手の傷害をJリーグの統計からみると、Jリーグが始まった初期の1993〜1995年には、激しいヘディングやコンタクトの強いプレイ、無理な突っ込みなどによる頭頸部の傷害が多く発生しました。しかし、それが年々減って、1995年以降は本来の下肢の傷害が中心になっています。
これは、Jリーグが開幕当初に異常な盛り上がりをみせたこと、レベルのちがう超一流の外国人選手が来日したことなどによって、選手たちが無理に体を使ったプレーをする必要があったためと予想されます。Jリーグの定着とレベルの安定によって、サッカーにおける通常の傷害に落ち着いてきています。


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打撲(筋挫傷) 症 状 メカニズム 治療法 予防法
肉離れ 症 状 メカニズム 治療法 予防法


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