![]() ニ本足のメカニズム(監修/石塚忠雄) 約400万年前、人類が2本の足で立つことを覚えたとき、地球上の他の動物たちと決定的な違いをもつことになった。直立ニ足歩行は脳を発達させ、文明を生み、飛躍的な進歩をもたらす。けれども、その進化はいまや地球環境に脅威を与え、自らも2本の足で立つことの弊害をもつことになった。人間は1日平均、5〜600トンの重さを足に受けているという。地球との接点である足は、この苛酷な状況に毎日耐えている。ニ本足のメカニズムを探り、より快い大地とのコンタクトを考えてみた。 |
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01: ニ本足の不思議 02: 文明が生まれたわけ 03: ショック・アブソーバー 04: 足のコンストラクション 05: 第二の心臓 06: 足の神経は腰に直結 07: 脳と足の関係 08: 不定愁訴の原因? |
石塚忠雄:: 1926年東京生まれ。 慈恵医科大学卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部大学院修了後、 同付属病院研修医勤務。コロンビア大学聖ロカ病院にて米国整形外科科専門医課程修了。 慈恵医科大学講師を経て、城南病院院長に就任。1993年日本医師会最高優功賞受賞。 日本靴医学会事務局長および常任理事。足や靴に関する著書多数。 |
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