![]() 02: 文明が生まれたわけ |
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ニ本足が文明を生んだ
人間が2本の足で歩きはじめてから、文明は始まったといわれている。四本足のままだったら、人間社会に文明は存在しなかったとさえいわれる。その理由のひとつは、四本足のままでは、いまほど脳が発達しなかったと推測されるからだ。 なぜ、他の動物は脳が発達しない 四本足の動物は、ものを食べるときに頭を下げなくてはならない。前足を広げ、頭を地面にくっつけ食事をし、再び上げる。この繰り返しの振り子運動をするために、頭は軽いほうがいい。四本足の動物の脳が発達しなかったのは、こうした理由による。 人間の脳が大きくなれたのは 2本の手と2本の足に分かれた人間は、食事をするための手があるので、しゃがんだり、地面に顔をつけてものを食べる必要がない。頭を上げ下げする必要がないということは、頭が軽くなくてもいいわけで、その結果、脳が発達できたという。 |
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