Mechanism

05: 第二の心臓



INDEX Page 第二の心臓といわれるのは?

心臓は全身に血液を送るポンプの役割を果たし、カラダの抹消にある筋肉は、心臓に血液を送り返すためのポンプとしての役めをになう。そのためもっとも心臓から遠く、地球の引力に逆らって血液を送り返す足の筋肉は、ほかのどの筋肉よりも効率よく働かなくてはならない。このように足は、血液の循環に関して重要な働きをになうため、第二の心臓と呼ばれている。


血圧の変化

心臓が1回脈を打つたびに、約1/10リットルの血液が押し出される。このときの圧力は130〜150ミリ。毛細血管に流れるころには10ミリ程度に低下する。このため、再度心臓に戻るためには、筋肉の力を借りなくては圧力が足りない。


ストレッチがいいのは?

静脈周囲の筋肉が動くことで血管を圧迫し、血液を心臓に戻す。ストレッチなどで筋肉を伸ばすと、血行がよくなるのはこのためだ。


心臓を鍛える

本人の意志では動かせない不随意筋でできている心臓は、直接鍛えることができない。心臓が活発に活動しつづけるよう、つまり血行をよくすることが心臓を鍛える。もっとも心臓から遠い足からの血行促進、歩いたり運動したりが、強い心臓を作るのに重要なのだ。



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