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09 スポーツを楽しむための食生活

#1 生活チェック!

いよいよ最終回、この講座を通じ、みなさんにとって、スポーツを楽しむために必要な基礎知識が提供できましたでしょうか? 今回は最終回ということですので、これまでの話を簡単にまとめてみたいと思います。

食生活を中心に、とくに注意する点は?
少子高齢化社会といわれる今日、小学生から大人まで、スポーツに余暇時間を過ごす人が増えてきました。汗をかく喜びをおぼえた我々にとって、スポーツができなくなること(ケガや骨折、捻挫、鉄欠乏性貧血、その他内科的病気一般)は大変残念です。永くスポーツを楽しむためにも、まず、健康でありたいと思います。
【01 なぜ、食べるのか?】を参照してください。
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◎体調をチェックしよう!
毎日、自分でできる簡単な体調チェック(コンディション・チェック)をすることで、食事や練習への意欲、集中力、練習効率などに影響するばかりか、けがを予防することができます。練習日記といっしょに体調・食事日記をつけましょう。
今回の最終ページに、生活習慣と食生活のチェックシートを設けました。
ぜひ、これであなたの生活をチェックしてみてください。

◎食事はよく噛んで、楽しみながら!
スポーツ選手にとって、歯は筋パワーを発揮するときに重要になります。栄養バランスのよい食事をゆっくりした気分で、よく噛んで摂ることは、歯と顎(あご)をきたえるだけでなく、練習ストレスの解消にも役立ちます。


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◎1日30食品を食べよう!
天然の食品は、いわゆる健康食品、栄養補助食品とは異なり、ほとんどすべての栄養素をまんべんなく含む反面、量的に単一食品ですべての栄養素を補うことはできません。そのため、いろんな食材を組み合わせる必要があり、結果的にバラエティーに富んだ彩り豊かな献立ができ、食欲もわいてくるでしょう。
【02 トレーニングとサプリメント】を参照してください。


◎規則的な生活習慣を身につけよう!
起床・就寝・食事時刻を決めましょう。就寝時刻が不規則になると、一定時刻に起きられず、朝食を欠食したり、ゆっくり食事を摂れなかったり、寝不足状態で家を飛び出すことになります。睡眠時間をじゅうぶん確保するためにも、規則的な生活を過ごしましょう。
【04 “ないない人”のための食事アドバイス】を参照してください。
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◎適切な体重・体脂肪量を見つけよう!
スポーツ選手は、とかく体脂肪を悪者扱いする傾向があります。しかし、からだに脂肪がついているために、私たちの体温は36℃から37℃の範囲内に保たれ、脂肪のクッションがあるから、転んだり、激しくぶつかっても大きなケガにならなかったり、2足歩行もできているのです。体脂肪は、筋肉と同じように絶対必要です。選手としては、コンディションの一貫として、毎日、決められた時間帯に、体重や体脂肪率を測りましょう。
【05 “減量”を見直そう!】を参照してください。



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