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01 容器包装リサイクル法って、ナニ？ |
“帰りも混雑が予想されます。切符は往復でお求めくださいっ！”。ゆりかもめ新橋駅に、殺気だった駅員さんの絶叫が。【廃棄物処理展】だなんて、どうせがらがらと踏んでいたのに……。ピクニック気分の取材は、ラッシュのゆりかもめを前に泡と消えた。どうやら世のなか、ゴミはかなりなトレンドみたい。
会場のビッグサイトは人の山。企業向けのいろんなゴミ処理機から一般ピープル向けのモノまで。1,500近いブースがずらーっ。［エンヴァイロテック］という会社のブースで、高橋さんとご対面。高橋さんは環境の達人・ゴミの鉄人にして、この会社の社長さんだ。上質そうなニットに、高そうなジャケットを羽織られて登場された。
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“ゴミは環境問題の中核だし、とても身近なことですもの大切よね。全国のゴミ捨て場は8年で、首都圏では5年で満杯になるというの。処理費用は年2兆円を超えているんですもの。真剣に考えなくては。そうね、まず【容器包装リサイクル法】からお勉強しましょう”
【容器包装リサイクル法】というのは1997年4月から施行されて、消費者は分別排出を、市町村は分別収集を、事業者は再商品化を、それぞれの責任でリサイクルを盛んにしよう、という法律らしい。マダムいわく、年間5,000万トンのゴミのうち、55.5％のカサを容器や包装のゴミが占めているのだそうな。これは一大事だ。 |
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