カンのリサイクルは?
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カンはつぶして捨てる
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スチールカンとアルミカンに分別して捨てることも大切ですが、できれば、つぶして捨てましょう。
試しに箱を用意して、カンを入れてみます。つぶさずに入れると、36個で箱いっぱいに。36個のカンをつぶして入れると、まだ半分ていどの余裕があります。収集の際にカサが小さければ、収集車がたくさんの空きカンを運べるので、省エネにつながります。
また、アルミカンは柔らかいので簡単に足でつぶせますが、スチールカンはなかなか硬いので、クラッシャーがあると便利です。
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クラッシャー/ぺんてる提供[マルチプレス]
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カンは、こうしてリサイクル
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飲料カンには、スチールカンとアルミカンがあります。1997年のスチールカンの生産量は約135万トンで、そのうち79.6%がリサイクルされています。アルミカンの生産量は約27.5万トンで、リサイクル率は72.6%です。
回収されたスチールカンはビルの鉄筋などの鋼材に生まれかわり、アルミカンは自動車部品などいろいろなアルミ製品に再生されます。かさばる空きカンのリサイクルはゴミの減量化になり、海外からの輸入に頼っている原料である鉄鉱石とボーキサイトの節約につながります。また、製造エネルギーの節約にもなり、あらたに鉄鉱石からつくるよりも65%、ボーキサイトからつくるよりも97%のエネルギーが節約できます。
カンを回収に出すときには、水ですすぎ乾かしてから。アルミカンとスチ−ルカンに分別するのがポイントです。最近ではやわらかいスチールカンもあるので、識別マークで確認してわけましょう。
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