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高松城址『玉藻公園』の1年 
レポーター:岡  一洋さん
高松城は、いまから約400年ほど前に、豊臣秀吉から讃岐一国15万石を与えられた生駒親正が、香東郡野原荘八輪島と呼ばれていたこの地に築いた平城(水城)です。

約3年の歳月を費やして天正18年に完成、高松城と名づけました。生駒氏の治世は4代54年間続きましたが、寛永17年の御家騒動により讃岐一国を召し上げられて、出羽国に移されました。

このあと、寛永19年に徳川家康の孫で、徳川光圀の兄である松平頼重が入城、11代228年間にわたり、高松は松平氏の居城として栄えました。現在では高松市が譲り受けて、昭和30年から玉藻公園として広く一般に開放されています。

今回、高松市造園事業協同組合が指定管理者として玉藻公園の管理・運営を行うことになり、ぼくは担当者としてこの公園に常駐することになりました。時代の変化のなか、いつまでも変わらない風景を背景に繰り広げられる、さまざまなできごとと人間模様を、どこまでレポートできるのか? 写真の可能性にチャレンジ! はじまり、はじまり〜。
高松城址写真
●「桜の巻」
●「子どもの日の玉藻公園」
●「第22回 英公様追悼遊泳祭」
●「絵葉書セットが完成!」
●「披雲閣にてコンサートを開催!」
●「天守台発掘調査・はじまる」
●「松の巻」
●「あれから1年」

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