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いよいよ工場見学がスタートした。まずはトレーを選別。素材別あるいは白と柄ものに、機械が自動選別する。次に洗浄。高品質の原料にするために、徹底的な洗浄がここで行われる。そして粉砕。小さく砕いてチップ状にされ、さらに洗浄・脱水がくり返されて、再度、粉砕。残っている水分を乾燥させ、200℃を超える熱で溶解される。こうした工程を経て、米粒大にカットされたものが[ペレット]と呼ばれる、原料になるのだ。 |
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[ペレット]から新しく生まれかわったトレーを見て、ゴミちゃんは思わず“お帰りなさい”と声をかけたくなってしまった。 |
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こちらの会社でリサイクルされたトレーには、エコマークを付けることが許されている。食品容器としては初めてのエコマーク商品の認定とか。行きの新幹線では、“食品トレーなんて”と思ってたゴミちゃんだが、まだまだ勉強不足なのだ、と反省。あぁ、リサイクルはなんて奥が深いんだろう……。 |
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