Digital Camera Basics
【その11】 [デジカメ相談室]〜みなさんの疑問にお答えします・1



 01 デジタルカメラの操作と撮影に関するご質問

Q4

CF(コンパクトフラッシュ)メモリカードとスマートメディア、どちらがいいのですか?



A 撮影した画像の記録媒体として、どちらか一方が、いい、あるいは悪い、というちがいはありません。メモリカードの役割としての優劣はない、といってもよいでしょう。

しかし、デジタルカメラでの使用を考えると、現状ではCF(コンパクトフラッシュ)メモリカードのほうが有利なことが多くあります。

デジタルカメラの画像データを記録するメモリで大切なこととは、データの安全性(故障がない)、記録が速い、大容量であること、コンパクトであることなどがあげられます。

まずデータの安全性では、筆者の周辺でトラブルが少ないのはCFメモリカードのほうです。記録の速さは、ほぼ互角といっていいでしょう。コンパクトさではスマートメディアのほうが少し薄型ではありますが、破損のことを考えるとCFメモリカード程度のサイズのほうが安心できるでしょう。

残るは容量の点ですが、これに関しては、断然CFカードのほうが有利な状況です。スマートメディアでは、99年9月現在、近日中に発売されるものでも64MBまでです。一方、CFメモリカードの場合、通常のメモリタイプでもすでに128MBのものが発売されており、256MBのハードディスクタイプや、500MBを超える容量のものまで発売が予定されています。さらに、CFメモリカードType IIスロットのハードディスクタイプでは、340MBのものがすでに発売されています。

このように、デジタルカメラへの利用ということに関していえば、CFメモリカードのほうが有利というのが現状のようです。




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