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■ | 熱中症の症状と 処置の方法 |
暑い環境での練習で、体温が上昇するために起こる熱中症ですが、その症状によって、“熱失神”“熱疲労”“熱けいれん”“熱射病”などに分けることができます。ここでは、それぞれの症状や処置の方法などを、日本体育協会発行の『熱中症予防ガイドブック』を参考に整理してみたいと思います。 | ||||||||||||||||||||||
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■ | 熱中症予防の8か条 | スポーツによる熱中症は、選手やコーチの無理解がもとで発生しており、1970年から1999年までの30年間で287件あります。そのうち訴訟例は18例で、指導者・管理者の責任を問われたものが10例ありました(参考図書:『シャボン玉は消えない―部活動で死んだ娘への報告―』著 阿部ヒロ子 あすなろ社 ¥1,600)。このようなことになってしまってからでは、目標にむかってトレーニングをすることもできなくなってしまいます。そうなる前に、みなさんも熱中症の発生原因と処置法、また、予防法についての知識をもっておく必要があるのです。
『熱中症予防のための運動指針』のなかにある、熱中症予防の8か条をここにあげておきたいと思います。 1) 知って防ごう熱中症 2) 暑いとき、無理な運動は事故のもと 3) 急な暑さは要注意 4) 失った水と塩分取りもどそう 5) 体重で知ろう健康と汗の量 6) 薄着ルックでさわやかに 7) 体調不良は事故のもと 8) あわてるな、されど急ごう救急処置 |
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(文:沼澤 秀雄) |
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