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9. 陸上・長距離選手のための栄養学(その2)



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食事によるコンディショニング
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陸上の長距離選手の体力づくり、コンディショニングを食事の面から考えてみましょう。

強化合宿や走りこみの時期には、高脂肪・高タンパク食を摂りますが、試合1週間前には、だんだん高炭水化物(糖質)に切りかえ、グリコーゲンローディング法を応用していきます。


さらに、試合前日や当日には、糖質中心の食事が理想です。

三大栄養素の糖質を中心に、基本的には糖質の燃焼時間をしめす“グリセミック指数”のデータをもとに、レシピを考えます。84以上の高指数の食品(食べてその日にエネルギーになる食品)を中心に、選手に摂ってもらっています。みなさんも、次の表を参考に、食事によるコンディショニングについて考えてみてください。
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illust ミニ栄養学講座・26
陸上の長距離選手の食事

具体的な食事では、コンドロイチンをふくむかまぼこ、カルシウムやマグネシウムが豊富なゴマ(とくに黒ゴマ)、鉄分やビタミンB群の豊富なレバニラ炒めなどが、陸上の長距離選手には重要だぞ!
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