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陸上・長距離選手のための栄養学(その2) |
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血液検査でコンディショニング |
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前回、帝京大学陸上部・喜多 秀喜監督とともに、私が『箱根駅伝』をめざすことになった経緯をお話ししました。そこで、今回ははじめて箱根にいたるまでの、具体的なコンディショニングや食事についてお話ししていきたいと思います。
帝京大学陸上部のチームドクターとして、選手全員のコンディショニングは、血液検査の一言につきます。 選手たちは、ほぼ毎月、下記のチェック項目で血液検査をおこない、自分自身のコンディショニングの指針として活用しているのです。 |
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私がチームドクターを引きうけてから、帝京大学陸上部では、疲労骨折が2名、筋肉の疲労や肉離れが3名、疲労骨折の予備軍が4名にまで、減少していきました。もちろん、これだけチェックしても、ケガ人がなくなるわけではありません。しかし、これにより選手たちの5,000mや10,000mの自己ベストや、平均記録が全員向上しているのは注目すべきことだと思うのです。
4年前の帝京大学陸上部には、5,000mで15分を切るのは、エースの中崎選手だけでした。それが、いまや14分前半をださないと、『箱根駅伝』のメンバーにははいれなくなるほど、血液検査によるコンディショニングで、選手全員のレベルがアップしてきているのです。 |
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ミニ栄養学講座・25 陸上の長距離選手に必要な栄養素 陸上の長距離選手に摂ってもらいたいのが、高脂肪・高タンパクの栄養素に、スタミナに必要な鉄分、スピードのためのカルシウム、けいれんを防ぐマグネシウム、丈夫な関節をつくるコンドロイチンなのだ! |
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