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07 試合当日と試合後の食事


#3 試合当日、なにを食べる?・その2

試合の間隔が短く、お昼に試合がある場合

柔道部所属 サトウさんの場合
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ポイントは?
1) 少量ずつ個包装したものを
いっぺんに食べられないことも考えて、おにぎりやパンのように、1つずつ包装されたもののほうが食べやすいでしょう。衛生面においても、そのほうが安心です。バナナやみかんなども携帯に便利ですね。

2)

食べなれないものは避ける
あるマラソンランナーが給水でブラックコーヒーを飲んだところ、気分が悪くなり、大事な競技をリタイアしたことがありました。“苦いコーヒーで頭がすっきりするだろうから”と工夫したつもりだったのですが……。
試合のときに口にするものは、練習のときに試しておいたほうが無難です。また、長時間にわたる持久的な競技でなく、食欲がないならば、ムリに食べることもありません。


“試合のときに口にするもの”は、科学性とオリジナリティのたまもの
下記の内容は、一流アスリートが試合前・試合の合間に口にしたものです。
Aさん
磯辺焼 3個
Bさん
朝、出掛けにカツどん
Cさん
バナナ 3本、オレンジジュース 1リットル
栄養士がみて、“エッ!?”と驚くものもあるのですが、選手本人にとってはそれがベストなのでしょう。でも、“あの選手はこれを食べて世界記録をつくった”といった評判に躍らされないように。科学性とオリジナリティを組み合わせて、自分にとってベストの食事を工夫しましょう。



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