1) |
“蓄積された疲労物質を代謝・排出する” |
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血行をよくすると、疲労物質の代謝・排出が速くなります。“ゆっくりとぬるめの湯につかる”“マッサージをする”などです。お風呂で緊張をときほぐすと、食事もおいしく、進みますよね。 |
2) |
“消費した体内物質を補充する” |
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◎グリコーゲンの超回復〜主食をしっかり食べる
試合によって枯渇した筋肉や肝臓のグリコーゲンは、“超回復”といって、運動前にくらべてより蓄積しやすくなります。試合後は糖質たっぷりの食事(すなわち、主食中心の食事)をしたほうがよいでしょう。また、“試合当日、疲れからあまり食事が摂れなかった”という場合でも、その翌日に糖質をとれば、グリコーゲンはじゅうぶんに蓄積されるといわれています。 |
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◎新鮮な野菜・果物でミネラルを補充
発汗や疲労物質の除去により、体液中のさまざまなミネラルが失われています。野菜や果物、海草などを多く食べます。 |
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◎しっかり水分を補給
試合中は季節を問わず、大量の汗をかきます。これは筋活動によって発生した熱エネルギーを、水分の気化熱としてからだから奪い、できる限り体温を上げないようにする、私たち恒温動物にとっての重要な機能に由来します。のどの渇きをおぼえなくても、“なんとなく熱っぽい”というときは、水分不足を疑って、こまめに、たっぷり水分を補給しましょう。 |