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05 “減量”を見直そう!


#2 知っておこう! 危険な減量

危険な減量とは?
1) 急激な減量
極端な食事制限・絶食や、過剰なトレーニングをして急激に体重を落とすことは、競技力の低下につながります。また、リバウンドの可能性も非常に高くなります。1か月に体重あたり5%以内が理想といわれています。

2)

水分制限・発汗による減量
体重を減らすために飲料水を制限したり、サウナに入ったり、厚着でトレーニングをして汗を出したりすることは、逆効果です。熱中症の原因にもなりますし、体力が低下することによってトレーニング量が減少し、体脂肪の減少にもつながりません。

3)

女子選手の減量
女性が無理な減量を行うと、ホルモンバランスを崩し、女性としての生理機能が正常に働かなくなります。それにともない、貧血や骨密度の低下をもたらすことになります。

正しい減量方法は?
自分の体組成を把握したうえで、自分に適している減量方法を以下の表を参考に検討してみましょう。
体脂肪率を把握しよう arrow どのくらいの
 減量が必要なの?
arrow どれくらいの
 期間で減量するの?


◎エネルギー収支と減量方法のポイント
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1つの方法にこだわらず、その日の調子や練習量によって、さまざまなパターンをうまく使いわけていくことが“コツ”ですよ!



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