Header
03 風邪の予防と対策


#3 風邪を引いてしまったら?

よく食べて、よく休むのがいちばん
illust私たちが風邪をひいた際に飲んでいる薬は、ほとんどが風邪の諸症状に対する薬で、発熱、痛みなどの症状を抑えますが、風邪やインフルエンザを根本的に治す力はありません。

“風邪をひくとき”、それはからだが“休みたい”といっているときです。なによりよく休み、消化吸収のよい食事を摂るように心がけましょう。

消化のよい食品や料理の例
graph
ゾクゾクと寒気がするときは温かいものが、熱でからだがほてっているときは冷たいものがほしくなります。からだは必要なものを訴えています。こんなときこそ、からだの声に耳を傾け、からだが必要としているものを感じとってみましょう。

熱が出てしまったら?
熱が出てしまった場合は、体温を発散させるため、大量の水分とエネルギーが必要です。
消化機能も低下しているので消化のよい食品や料理がおすすめです。食事以外でも、スポーツドリンクなどで、こまめに水分とエネルギーの補給をしましょう。レモン汁や生姜汁に蜂蜜をかけてお湯で溶かしたホットレモンや生姜湯も、からだが温まります。

薬の服用は、スポーツドクターに相談
風邪薬の成分中には、ドーピングの対象になるものもあります。
何気なく服用した風邪薬が原因で、出場停止やメダルを剥奪されるケースも報告されています。薬の服用は、スポーツドクターに相談し、適切な薬を選択しましょう。また、ふだん飲んでいる薬の成分を知っておくことも重要です。



prev page back to top pagenext page