Nature Net：環境経済・基礎講座

第12回　[環境と経済] 世論調査、結果発表です。

企業の環境対策の開示

Q.	あなたは、いろいろな企業の環境対応について知りたいと思いますか？ 1つチェックしてください。

○

ぜひ知りたい

　○

関心はある

　○

まったく関心はない

■企業の環境対応について、知りたいですか？

“ぜひ知りたい”と思う人は17.9％、“関心はある”人は76.9％と、企業の環境対応について、少なくとも関心をいだく方が圧倒的です。

Q.	企業の環境保全に対する取り組みなどを開示するレポートを、“環境報告書”といいます。企業の環境報告書を見る機会があったら、主にどのようなことが知りたいですか？ 1つチェックしてください。

○	企業の環境に対する考え方や目的
○	環境配慮製品について
○	企業の環境対応の仕組み
○	具体的に、“どれくらい二酸化炭素排出を抑えられたか”などの環境パフォーマンス
○	環境に対する投資や費用に対して、どれほどの効果が上がっているか
○	事故などで有害物質が外部に出てしまう危険性などの、環境リスク
○	その他

■企業の環境報告書で開示してほしいこと

それぞれの項目に、ほぼ均等に興味がおありのようです。有害化学物質の漏洩の可能性などの［環境リスク］は10％あまりと低めですが、この項目は企業の株価、付近住民などにとって重要な情報であり、最も開示が望まれる項目です。危険性を開示することにより、企業側の管理体制が強化され、株主や住民の安心感が生まれます。

◎環境報告書については、第7回をご参照ください。

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