Nature Net：環境経済・基礎講座

第12回　[環境と経済] 世論調査、結果発表です。

企業の環境保全に対する責任

Q.	企業は、環境保全に対して責任を負うべきであると思いますか？

□	当然負うべきである	□	部分的には負うが、やはり利潤の追求が第一
□	負わなくてもよい

■企業は、環境保全に責任を負うべきだと思いますか？

“ 当然負うべきだ”というご意見が、圧倒的です。この点に関して、異論のある方は少ないのではないでしょうか。

Q.	企業の環境保全対策に、なにを期待しますか？あてはまるものを、いくつでも選んでください。

□	大気や河川への廃棄物管理	□	リサイクルの推進
□	省エネや省資源のための新しい技術開発	□	環境に配慮した資材調達
□	環境マネジメント	□	環境報告書などによる環境対策の開示

■企業の環境保全対策に、なにを期待しますか？

“有毒物質の管理”や、“リサイクルの推進”は、当然やるべきであると、ほとんどの方がお考えのようです。“省エネ・省資源のための技術開発”“グリーン調達”に関しては、企業にがんばってほしいと期待しているようです。
［環境報告書］や［環境マネジメントシステム：EMS］を期待する方は意外と少ないですが、環境マネジメントは、環境保全対策の手段であるし、報告書はその結果の報告ですから、上位の対策に付随するものです。緊急性がないととらえた方が多かったのでしょうか。

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