製品の設計 → 資材の調達 → 生産 → 物流 → 販売・使用 → リサイクル……この流れのなかで、いかに環境負荷の低減に取り組んでいるかを、分野ごとに紹介しているのが[環境パフォーマンス]のパート。
とくに、生産資材の調達については、取引先に“グリーン調達基準書”を配付して、それにもとづく予備評価を行っているとのこと。これは、“環境方針の制定”や“環境保全に関する組織の整備”などの組織の体制面から、“大気汚染防止法遵守のための排出物質の管理・評価”“製品アセスメントの実施”といった実際の取り組み活動など、18のガイドラインを示したものです。
2002年度からは、この基準による正式な評価をおこない、2003年4月より、環境保全活動への積極的な取り組みを評価・認定した取引先から優先的に資材を購入する予定だそう。いずれもすべて、環境保全のため、また、お客さまに環境に配慮した商品を提供するために、自らが取り組むだけでなく、リーダーシップをとりつつ、取引先であるパートナーへも環境への配慮をお願いしているということだそうです。
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