Think about Endocrine Disrupters!


“みんなでできること”


01. 早急、かつ継続的な研究調査を!

カドミウム、水銀、ヒ素などについては、従来から水質調査などが行われてきました。しかし、環境ホルモン作用がある“疑わしい物質”に関しても、調査が必要です。また、どのような化学物質が、どのような影響をおよぼすのか、これについても研究が必要です。環境ホルモンは、ただ放っておけば悪影響が判明するのが何年も後になってしまいます。ですから、一刻も早い野生生物の調査、異常の原因究明、また作用研究が実行されるべきです。

また、新しい合成化学物質を製造する企業も慎重になるべきです。安易な開発・販売を控え、その効果、作用について完全に責任をもてて、はじめて発売を開始すべきです。その意味で、“製造者の責任”を問う法律を用意する必要があると思われます。



環境庁による環境ホルモン緊急全国一斉調査の計画


[出所]環境庁
[出典]『環境ホルモンのしくみ』 佐藤 淳・著 日本実業出版社・刊



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