その3 雪景色のなかでデジタルカメラを使ってみよう |
いよいよ、実践編、雪景色のなかへ出かけてみよう。 |
デジタルカメラであっても、“使ってこそ”“撮ってこそ”カメラとしての役目を果たす点では従来のカメラと同じ。前回までは、デジタルカメラのごく基本的な部分について触れてきましたが、今回は、実際にアウトドアにデジタルカメラを持ち出して撮影してみる“実践編”です。
季節は真冬。雪のシーンでの活用法にしぼって、どんなことに気をつけるべきなのか、順を追って解説していきます。 |
出かける前のワンポイント。現地の状況を想定した準備を。 |
実際にデジタルカメラを持ち出す場合、その目的地の状況を想定して準備をしておくことが大切です。撮影が目的なのか、その他のレジャーなどが目的なのかによっても若干異なるでしょう。
まずは電源の確保。今回の雪のシーンのように寒冷地に行く場合は、電池の性能が低下するので、多めに電池を用意しておくことが大切です。予備の一次電池を携行するほか、充電できる二次電池を携行することが望ましいでしょう。また、寒冷地では使えなくなった電池も、暖かい場所に持ち帰ると再び使えることもあるので、すぐに捨てずにもう一度使ってあげましょう。 次にメモリカード。当たり前のことですが雪は溶ければ水になります。水はデジタルカメラをはじめ電子機器には大敵です。誤って雪の中にメモリカードを落としてしまうと、最悪の場合、記録したデータが読み出せなくなることもあります。できるだけメモリカードの交換をしなくてすむよう、容量の大きめのメモリカードを用意しておくとよいでしょう。レジャー目的ではなく、撮影目的の場合はなおさらです。 |
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