見て学ぶ・ふれて考える 〜 行ってきました、社会見学!
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第3回 宇宙の入り口は、ツクバにある〜宇宙航空研究開発機構「筑波宇宙センター」
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SF映画に登場しそうな宇宙ステーション組み立てルームへ

さて、展示室は当日申し込むだけで誰でも見学できるのですが、この先は、いよいよ予約した人だけがのぞくことのできる世界です。まずは、センター敷地内の奥にある宇宙ステーション試験棟へ。実際に宇宙ステーションにドッキングされる日本実験棟「きぼう」の組み立てや試験が行われている場所とあって、さすがにセキュリティーも厳しく、ツアー開始時にもらった見学者バッジを胸に付けていないと入館できません。

建物の2階に上がり、体育館のような広い空間に組み立てられた「きぼう」の船内実験室や船外プラットフォーム、船外パレット、ロボットアームなどをガラス越しに見学……したかったのですが、残念ながら、今回の訪問時に目にすることができるのは、黄色い円筒形をした船内実験室のエンジニアリングモデル(実際に打ち上げるフライトモデルの試作品)だけでした。

船内実験室と船内保管室、ロボットアームは、すでにかなり前からアメリカのNASA・ケネディ・スペースセンターへ運ばれて保管されているそうです。ひとつだけ残っていた船外プラットフォームも、この3月からのシャトル積み込みに向けて、アメリカへ送られてしまったばかりでした。残念。

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試験棟試験棟に掲げられた日の丸を見て、宇宙計画が国家的プロジェクトであることを再認識。

船内実験室内船内実験室内では常に2名の宇宙飛行士がペアを組んで実験を行うそうです(模型)。

補給機HTVロケットに搭載されて国際宇宙ステーションへ食料や水などの生活物資を運ぶ補給機HTV(模型)。

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