第6区 |
スタートしてから4kmほど登ったあと、箱根湯本まで一気に下っていくコース。山下りの速さは、速いときには平均で100mを16秒台の前半までアップ! 下りきってからの最後の3kmは平坦なコースだが、選手のダメージが大きく、急に失速してしまったり、感覚的には坂を登っていくように思えてくるほどの、非常にきついラストランになる。 |
第7区 |
午前9時前後にトップが平塚に向かって走ってくる区間。正面に太陽を陽射しを受けて走るので、気温はどんどん上昇し、選手を苦しめ、序盤に前を走る選手を無理に追っていくと、後半逆に引きはなされたりするケースが起こる区間でもある。 |
第8区 |
トップを走るチームは後ろとの時間差と、あとに控えている選手の能力を照らしあわせながら、順位を考えたペースを決めていく。とくに、この区間あたりからおもしろくなるのはシード権争い。繰りあげスタートで実際のタイムより速くなっているチームは、見た目の順位とはちがう、見えない敵と戦うことになる。コースは平坦で変化がないが、選手たちは順位を気にしながら、それぞれの目標時間に向かって走ることになる。 |
第9区 |
選手層が厚いチームにとっては、準エースを投入する区間。序盤の下りを利用して、うまくペースに乗せることができるかがカギとなる。横浜に入ってくると鈴なりの大観衆がなお一層増えてきて、前後とのタイム差をコールしてくれることも! 冷静さを保ちながらレースをつづけ、最終区にタスキをつなぐのがポイントになる。 |
第10区 |
日比谷通りから中央通りに入り、この駅伝誕生の地である日本橋を渡るコース。第75回大会から、距離が1.7km長くなり2区、9区とならぶ23kmとなる。優勝やシード権を狙うチームにとって、勝負を大きく左右する区間といえる。最後まで時計を見ながらのハラハラ、ドキドキのゴールとなる! |