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01. ラン、走ります!
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日常生活で走る
走る必要のなくなって
きている現代社会
しかし、走ることは、スポーツだけの動作ではありません。走ることは本来、人類にとってもっと生活に密着した、身近な動作だったのです。ところが、自動車、電車、航空機などの交通手段の発達や、エレベータ、エスカレータなどの普及にともない、私たちが日常生活のなかで走る必要性はきわめて低くなってしまいました。

あるとすれば、通勤や通学で遅刻しそうになってやむなく駅まで走る、階段を走りながら駆けあがり、駆けおりて、電車に駆けこむなど、時間に追われているときだけでしょう。どれも、できればしたくないようなことですね。
だからこそ、走りのサイエンス!
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でも、そんな“いやいや”走っているときに、ケガをしてしまっては損です。普段から、いざというときに備えて、走る準備をしてみませんか? 実際、健康のためにランニングをしている人も大勢いますし、あなたも、気持ちを新たにして、この1年間、いっしょに走ることをサイエンスしてみませんか!
(文:水村 信二 〜 プロファイルはこちらへ


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