ミニ栄養学講座・23 陸上の長距離選手と赤血球 酸素を運んでくれる赤血球は、陸上の長距離選手にはとても大切。赤血球の数が減って、貧血にならないように、練習後の鉄分の補給は忘れずに(水前寺のり・ひじき・きくらげ・レバー・ハマグリの佃煮や缶詰・あおのり・ハチミツ・あさり・あゆ・いわのり・煮干に多く含まれています)! |
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じつは、彼は上京後、陸上部のドクターをさがしていたのです。足や膝のケガが多い種目で、選手の育成にはドクターが必要だと実感していた彼は、いろいろな情報を集め、そのなかに私がいたのです。そして、彼は選手を何人かおくって、私の実力がどの程度かを試験していたそうなのです。
私は喜多さんの名前を聞いた瞬間、帝京大学の陸上部の監督になった彼に会ってみたいと思いました。当時、私は亜細亜大学の5〜6名の陸上部の選手をコンディショニングして、その年の箱根駅伝ではシード権を獲得。私の当初の目標は達成したので、そろそろほかのチームに移籍したいと考えていました。
とくに、野球・ラグビーでは全国区の帝京大学だけれども、そうではない、同好会レベルで、箱根駅伝の予選会は30位以下、選手も10名程度の、まったく無名の陸上部を強くしてみたいという興味が、私のなかにわいてきていたのです。
その選手に、監督に私のところに電話をしてもらいたいと伝えると、現役時代はスピードランナーだった彼は、すぐに電話をかけてきました。翌日には喫茶店で帝京大学の陸上部の話をしたことを、私はいまでも忘れることはありません。 |
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