Ocean's Odysseys
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やっぱりお産は、実家で

03

 快適!砂のベビーベッド


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そして産卵から
4日が経ち、
卵にも変化が


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約1週間が過ぎ、
卵は順調に
孵化へと向かう


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おなかの出た幼魚が、
卵の中から
次々と現れる


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そして、
いよいよ大海へと
泳ぎ出す日が


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砂 の 中 の 卵 は
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少 し ず つ、 卵 に 変 化 が
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平 穏、 安 全 な 砂 の 中 で
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魚 に は、 ま だ 見 え な い
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ど う や ら 魚 ら し く な っ て
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卵の大きさは直径約0.5mm。砂の中は温度が一定で、湿気もあり、近くの涌き水から水分も得られるので、じつに快適。すくすくと育っていく。 産卵から4日めの卵。卵黄の一部に脊椎ができはじめているのが見える。この頃になると、ときどき卵の中で、クルンと回転することがある。 産卵から6〜7日後には、卵の孵化が始まる。外敵から守られた安全な砂の中で、クサフグの卵は幼魚へと。 孵化したばかりの幼魚のおなかは、栄養分の入った袋で膨らんでいる。まだまだ、魚というにはほど遠いほど、泳ぎもヨチヨチ。 孵化してから3日後の幼魚。おなかの栄養分もほとんどなくなり、だいぶシェイプアップされた。泳ぎのほうもだいぶ上達し、これなら海でもどうにかやっていけそうだ。
photo 01 どこにでもいるフグだけど

photo 02 本能に厳選された産卵場所


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