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体表に“付けマツゲ”のような櫛(くし)板をもつクシクラゲ類。マツゲのような繊毛が虹色に輝く美しいクラゲだ。が、このウリクラゲはとくに好んで、他のクシクラゲを食べるというから恐ろしい。
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クシクラゲ類は、水中で櫛(くし)板の繊毛を波打たせるように動かして進む。飛行船が空をゆくようなゆったりとした優美な泳法だが、らせん状に回転したり、急に向きを変えたり、バックもする。
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クシクラゲ類には刺胞が無く、代わりに粘着細胞で覆われた触手をハエナワのようにたなびかせてエサを捕食する。漁は優雅だが、食に関してはけっこう貪欲。むさぼるようにしてエサを食べる。
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