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借家住まいのヤドカリは、成長に合わせていつも新しい貝殻を探している。自分のからだに合った家に住むヤドカリは全体の約30%で、“住宅難”なのだ。空家を見つけたら、まずハサミでサイズを測る。
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からだを守る貝殻からのお引っ越しは、生命に関わる。とにかくすばやく、新しい貝殻に入れ替わる。
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新居に落ち着き、再度、サイズを確認。ヤドカリにサイズの合った新しい貝殻を与えると、半分以上がお引っ越しという確率だ。それだけ、からだに合わない家に住んでるということなのだろう。
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新しい貝殻が快適ならばOKだが、気に入らないと元の貝殻に戻る。ヤドカリのお引っ越しは日常茶飯の行動なので、意外に短時間の観察でも目撃することができる。
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