[環境経済入門]
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ケーススタディ・レポート
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第4回 仙台市[リーディングエコプランせんだいの平成13年度実績に係る〜環境報告書(概要)]
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ひととおり読んでみて、さて、自分の住んでいるところは? と考えてみたゴミちゃん。おそらく、ゴミちゃんが住んでいる東京都●◎区役所も、同様の取り組みをしているのだろうとは思うのですが、ちょっと調べてみたところ、公式の報告書や白書はあっても、自治体そのものが住民のために報告する“環境報告書”はないようです。

自治体がどんなことをしているのか、もう一歩踏みこんで住民にアピールすることで、見えてくるものもあるのではないでしょうか。自治体は、市や市民そのものでもあるのですから。

そう考えれば、ひとりひとりが当事者であるという意識をもっともつためにも、住民に報告し、参加、あるいは協力を募る、という仙台市の姿勢には見ならうべき点があるように、ゴミちゃんには思えます。

報告書の大半を占めていた取り組みの成果ですが、数値のうえでは、エネルギー消費削減により、平成11年度比で約2億3000万円の経費節約効果、CO2の排出量5%減という成果もあったようです。でも、この事実以上に注目しなければならないのは、職員ひとりひとりの“環境意識”と、日々の積み重ねがあってこそ……というところなのではないでしょうか。

そんなこんなで、市役所が“率先して”というわけなのでしょう。ゴミちゃんも耳慣れなかった“率先行動”の意味と、自治体としてのスタンスが、なんとなくわかったような気がするのでした。
 
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※この報告書(概要)は、仙台市のHPでも見られます。
http://www.city.sendai.jp/kankyou/kanri/ecoplan01/index.html
 
[ゴミちゃんからの質問状]
ゴミちゃんも、当初はとまどってしまった、自治体の“率先行動報告書”。このような形態は、仙台市がはじめて、と聞きました。そこで、作成した仙台市役所の環境局環境管理課に、いくつか質問を投げかけてみることにしました。

そして、2003年3月25日、仙台市役所、環境局環境部 環境管理課の荒井 真佐子さんから、返事が届きました!

【Q1】

報告書を作成したことでの、市職員への影響や市民の反響はありましたか?

 → 【A1】
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【Q2】 この“率先行動計画”は、今後どのように展開していく方向ですか?  → 【A2】
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