[環境経済入門]
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ケーススタディ・レポート
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第3回 オムロン[環境報告書 2002]
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一般的に、私たちは、ある企業の名前を聞いたとき、まず身近なところから、その企業の姿をイメージします。それが、直接的に自分が使っている“なにか”であれば、想像もしやすいのですが、実はそれは、その企業のほんの一面でしかないということも多々あります。
 
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今回、オムロンの環境報告書を通して、視点を自分の周囲にとどめるのではなく、もっと高く、もっと遠くへと向けることの大切さを教えられたような気がします。自分が直接的に使うもの、ふれるものが、快適で使いやすくなることはうれしいことです。でも、他者との関係のなかで生きる私たちとしては、それだけでは“生きやすい”とはいえないはず……。それはイコール、企業としてのあり方にも通じることなのではないでしょうか。

たしかに、名称は“環境報告書”ですが、環境対策をすることだけが、現在ある企業として、なすべき“すべて”ではないということ。むしろ、これからの企業市民としては、よりよい社会を実現するために、自社の特性をいかに生かしていくべきかを考えることこそ、大切だということ。

トップのコミットメントにも、“……ソーシャルニーズをセンシング&コントロール技術で解決することがオムロンの使命であり、企業の公器性を発揮することである……”との言葉が出てきます。そのありようを自他ともに考え、すすめていこうとしたものが、今回のオムロンの報告書だったように思います。
 
[ゴミちゃんからの質問状]
知れば知るほど、もっと知りたくなるもの……ですよね。というわけで、ゴミちゃんは質問状を出してみることにしました。

そして、2002年10月7日、オムロン、経営総務室 品質・環境部の山本 悦子さんから、返事が届きました!

【Q1】

“エコプロダクツ”について、うかがいます。現在の商品のなかで、“エコプロダクツ”として認定されているものは、どれくらいありますか? また、今後の“エコプロダクツ”推進計画のようなものがあれば、教えてください!

 → 【A1】
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【Q2】 技術開発の商品事例に記載されていた、デジタルチケットシステムですが、これが実用化されるのはいつごろになるのでしょうか? これが流通することによって、私たちの暮らしはどのように変わると思われますか?  → 【A2】
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