世界各国にある事業所、製品を使う人は全世界にいる……そんな大企業“ソニー”としては、いまや、地球環境への配慮を考えるとともに、良き企業市民であらねばならない、ということ。それが、今回の“社会・環境報告書”という名前に変わった大きな理由だったように思います。
出井会長の巻頭の言葉に“対症療法のみならず、製品の設計、製造やビジネスモデル等に最初から環境への配慮を織り込んでいくことが必要ですが、法律に先んじるソニーらしい環境経営に挑戦していきたい……”とあります。
常に先端にある企業としての社会的な責任から、ビジネス分野だけでなく、企業としてのあり方においてもリードする存在であろうとする姿勢が感じられました。
|