[環境経済入門]
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ケーススタディ・レポート
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第1回 宝酒造[TaKaRa 緑字決算報告書 2001]
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ここらで、ちょっとひと休みして……以前、編集部の先輩・ナカヤマさんが宝酒造をお訪ねした、[環境先進企業、お訪ね申す!]・第8回で、この会社について復習してみることにします。

あった、あった、私がこのレポートで(じつは)ヒザを打った、“焼酎の量り売り”。ちゃんと報告書にも、掲載されています。先ほどの、原料調達からはじまるチャートの左側……つまりこのサイクルに入る以前の段階で、“環境負荷の発生を元から抑えるために・製品設計”というわけです。

あらためて、このチャートを点検すると、いちばん右側は、[(環境分野)社会貢献活動]……これも、ナカヤマさん自らの体験レポートのあった“クリーンCANウォーキング”が掲載されています。湘南海岸を1,000人以上が歩きながら、空き缶などのゴミを拾うという……2001年には11回目を迎えた、あのイベントです。
 
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そして、その1つ手前の[販売・消費時アウトプット]のかこみには、“消費後リサイクルされない空容器廃棄物の発生推移”というグラフがあります……?? “リサイクルされた”のまちがいではなく、基準年の1997年の36,600トンから、2000年度には19,791トンにまで、“リサイクルされなかった”(宝酒造が出荷した)容器の廃棄が減少したと、このグラフは伝えているのです。
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