header


hdr
line

[染谷商店]で生産されたVDFで、自社のトラック6台、乗用車2台、フォークリフト2台が運行中。このほかに全国で約200台のVDF会員のクルマを走らせている。そういえば、以前ゴミちゃんが取材した[玉川高島屋ショッピングセンター]のミニバスもVDFで走っていた。

VDFは、市販のすべてのディーゼル車に使えるという。引火点は185℃と軽油の50℃にくらべて高く、保管上でも安全だ。燃費も価格(80円/リットル)も軽油と変わらない。
染谷さんのクルマに乗せてもらったが、ふつうのクルマと乗った感じも同じ。給油のシステムもまったくいっしょだ。VDFがガソリンスタンドで買えたら、もっと広まるのにとゴミちゃんは思う。
photo
ドラムカンに詰められ、
ならんでいるVDF


line

photo photo
ドラムカンから直接、
給油のノズルが出ている
VDFの料金メーターは、
80円/リットル
“給油所は染谷商店本社と横浜にあります。スタンドと提携してという話も進んでますが、大きく広くはまだまだ。原料となる廃食油だって、そんなに集まらないし、スケールを大きくとするには……。時間がかかりますね”。先を急ぐゴミちゃんのようすに、染谷さんも笑って答えてくれる。


line

それでもVDFのサポーターは、全国にいる。東京・自由が丘の駅と周辺の店や施設を結ぶバス[サンクスネイチャー]もVDFで走っている。無農薬・有機栽培の野菜などを宅配する[大地を守る会]の大地宅配でも、10台のVDF燃料の配送車を使っている。少しずつだけど、環境を考えている人たちがVDFを応援しはじめているのだ。
photo
染谷さん自ら実演の
セルフ給油システム


line
prev back next