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空き缶を置いてスラロームにトライ! |
ただ気ままに走るのもいいが、公園や常設コースの空き地で空き缶をいくつか置いて、その間をスラロームしたり、八の字を描くような走り方をしてゲーム感覚の遊びをしてみよう(くれぐれも他の人の迷惑にならないように)。ママチャリよりはるかに俊敏なスポーツサイクルの動きを体験できるぞ。楽しいのはもちろん、ハンドル操作やブレーキングのタイミングを体得することができるので、楽しみながら自転車を操る基本スキルの練習にもなる。慣れてきたら、互いでスラロームの競走するとエキサイトするハズ。 |
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コースや一般道で風を切ってみよう |
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公園や空き地などで自転車を操ることに慣れたら、コースや一般道にフィールドを移して走ってみよう。ペダルを一所懸命踏めば、次々に新しい景色が目に入り、普段とはちがう風を受ける感覚には、冒険心をかき立てられワクワクするだろう。もちろん、セーフティーライディングを心掛けるのは第一。そのためにも少しだけ基本の走り方をアタマに入れておこう。 |
まっすく前を見て適正ギヤでスタートしよう |
ママチャリなどと比べると運動性能が高いロードバイクやMTBは、慣れない乗り始めはどうしても安定した走行ができずふらついてしまう。写真のようにスタート時は回りの安全確認をした後、自分の進む先をしっかり見据えて、重すぎず軽すぎない適正ギヤのポジションで発進しよう。走行中はハンドル操作ばかりに気を取られると、近くを見すぎてしまうので速度に合わせて前方の視界をしっかり確保しよう。 |
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オバサンのようなケンケンのりは厳禁 |
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片脚をペダルに乗せて、もう一方の脚で地面をけり出して走り出す、通称“ケンケン乗り”は、一見上手そうに見えるが絶対行なってはいけないスタート方法だ。体と自転車のバランスが悪く、しかも勢いがつきすぎて転倒しやすいからだ。正しいスタートは股の間に自転車をはさみ、片足をペダルにつけ、もう一方の脚は地面につけて、ゆっくりとペダルを踏んでスタートしよう。 |
ブレーキを最初にかけるのはまず後ろから |
止まるとき、まず最初に引くのは後ろブレーキ。それでも止まらないときは、徐々に前ブレーキをかけて。ブレーキのかけ方は、急ブレーキ以外は思いきり引くのではなく、徐々に握っていきスピードをコントロールしよう。とっさの危険回避の急ブレーキは、前後同じぐらいの力で引くこと。そして若干体重を自転車の後ろに位置するよう腰を引く。くれぐれも前ブレーキだけで急ブレーキをかけないように。自転車ごと前方につんのめってしまい転倒してしまうからだ。 |
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オフロードを走ってみよう |
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MTBでオンロードを走って少し自転車に乗ることに慣れたら、ダートを走ってみよう。土や石の路面では、ちょっと自転車をコントロールするのが難しくなるが、舗装路とちがい新鮮に感じるだろう。ダートの路面はハンドリングが安定しないので、恐怖心で自然に上半身に力が入りハンドルを握ってしまう。そうなると余計に自転車をコントロールしにくくなってしまう。自転車がふらつかない程度に、余分な力を抜いてハンドルを握ろう。ダートの平坦路で慣れてきたら、下りやギャップも走ってみよう。くれぐれも慣れないうちは、自分の乗車技術を過信しないように。 |
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