見て学ぶ・ふれて考える 〜 行ってきました、社会見学!
第1回Honda「ハローウッズ」 第2回「都心の水辺でエコツアー」 第3回「筑波宇宙センター」 第4回「首都圏外郭水路」 第5回「富士山・青木ヶ原樹海」 第6回「いわき市アンモナイトセンター」 第7回「江戸東京たてもの園 第8回「三鷹市 星と森と絵本の家」
第3回 宇宙の入り口は、ツクバにある〜宇宙航空研究開発機構「筑波宇宙センター」
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見学を終えて

国内最大スケールの航空宇宙開発施設で、国際的にも最先端レベルである宇宙研究、宇宙開発の現在と未来にふれる……およそ1時間15分の施設案内ツアーに参加しているあいだは、あまりに非日常的な内容ゆえ、ずっと「へえ〜」「ほお〜」を連発したような気がします。ぼくにとっては、まさに異次元をのぞいているような『宇宙の旅』でした。

今回、筑波宇宙センターではじめて知ったのですが、3月下旬に毎秒1.2ギガビットのインターネット通信ができる超高速インターネット衛星「きずな」が打ち上げられました。地震などの災害でインターネット回線が故障したエリアでも、あるいは、山間部や離島などインターネット回線を整備しにくいエリアでも、この衛星からの電波を受信すれば、超高速ブローバンド環境が実現します。

こうして新しい人工衛星が打ち上げられる度に、私たちの生活がより便利になっていくことは、天気予報、カーナビ、衛星テレビなど、これまでの人工衛星が果たしている役割を考えればわかります。宇宙開発と聞くと、とても遠い存在のように感じられますが、じつは、すべて私たちの未来や幸福のために行われているのだなあ、としみじみ思いながら、筑波宇宙センターを後にしたのでした。

■ 施設案内ツアーのインフォメーション
最も簡単な見学体験は、ゲート近くにある見学案内事務所の受付で、展示室の見学(10時〜17時、受付は16時まで)を申し込むこと。これだけならば、予約の必要はありません(無料)。

今回ご紹介したガイド付きの施設案内ツアー(予約制、無料)は、展示室のほかに宇宙ステーション試験棟や宇宙飛行士養成棟、無重量環境試験棟も巡ることができるので、おすすめです。1〜80名を対象に、1日5回(10時、11時、13時、14時、15時)のツアーが実施されています。

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