![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 東京駅の八重洲南口から「つくばセンター」行きのハイウェイバスに揺られて、およそ1時間。「並木一丁目」というバス停で降りると、そのすぐ目の前が筑波宇宙センターでした。ちなみにバス停の周辺地図に書かれた施設名は、計量研究所、微生物工業技術試験場、電子技術総合研究所などなど。さすがは“約5600人の博士が暮らす街”といわれるつくば市です。 正門を入ると、高層ビルから背の低い倉庫風の建物まで、広大な敷地にさまざまな建物が点在し、屋外展示の巨大ロケットも見えました。この人工衛星を打ち上げるためのロケットは、全長約50m、正式名称をH-IIといいます。日本初の純国産ロケットで、記念すべき1号機は1994年に打ち上げられました。筑波宇宙センター内に展示されるようになったのは、2007年4月から。レプリカではない実機が、こうして常時公開されているのは、国内でもここだけなのだそうです。 施設案内ツアーの受付がある建物へ入ると、ツアーガイドの宍戸里織さんが「こんにちは!」と元気な声で迎えてくれました。ツアーは毎日5回開催されていて、この日の14時スタートの回には、ぼくを含めて10名が参加するそうです。宍戸さんから渡された見学者バッジを胸につけると、なんとなく筑波宇宙センターのスタッフになったような気分になりました。 ![]() |
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