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いざ、プログレッシブ!

“それでは、私がこの前の世界選手権で6位になった、プログレッシブをやってみましょう”
“プログレッシブ?”

じつは、スポーツブールには、いろんな種目のバージョンがあるそうなのだ。さっき話をした、ビュット(目標球)に、2チームがもちボールを近づける“トラディショナル”のほかに、正確さを競う“プレシジョン”、決められた時間内に、できる限り多くのターゲットにティール(ボールをぶつけて弾きとばすこと)するのを競う、“プログレッシブ”の計3種目がある。

“プログレッシブは、ボールスタンドにあるボールを手にして、走りながら、白線の前で投げて、マト球に当てる。そして、反対のボールスタンドのところに走っていってからボールを取って、おなじくマト球を狙いつづける。マト球は、ボールが当たるたびに、位置がずれていきながら、それを5分間くりかえすんです”
“なんだ、5分間ですか、短いじゃないですか!”

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