現役時代の伊達 公子さんは、毎年自分で1年間のスケジュールを決めていました。いつ、どの大会に出場し、そのための選手登録、移動の飛行機や宿泊のホテル、練習のコートやコーチの予約をふくめて、すべてを1年のはじめに考え、それらを自分自身で予約し、スケジュールを組んでいたのです。
最近はチームで移動するなど、すべてマネジャーに任せてしまい、ホテルも遠征先も知らない選手がいますが、このような選手は試合の前の、この時点で勝負に負けてしまっているのです。ダブルスがあるにせよ、テニスは個人プレー種目。コンセントレーション(=集中)が必要になってきます。栄養学的には、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチンをバランスよく摂って、精神集中に役立ててください。
また、テニスはヒザや足首(足関節)の負担も大きく、準備体操やストレッチ、クールダウンをしないと、ケガや故障の原因になったりします。そのほか、テニス肘や手首の関節痛なども大きな特徴です。テニスをするときには、つねにケガを意識することも大切なことなのです。 |
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ミニ栄養学講座・33 筋肉の痙攣 テニスの試合で、足をつったり、筋肉の痙攣を起こしてしまい、思いっきりプレーできずに負けてしまう選手とかがいる。そんなアクシデントを防ぐのがカルシウム! カルシウムは骨格を作るだけじゃなく、筋肉の収縮運動にも大きくかかわっているのだ。 |
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