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■YOU、スポーツトレーナーに?
“先生の、スポーツトレーナーとしてのポリシーはなんですか?”
“それは、選手のからだにさわること! トレーナーのなかには、普段の練習や試合にはいかないで、選手がケガをしたときだけ診る人がいるけど、ボクは絶対にそれはしない!”
“先生は、いままで何人くらいの選手をさわってきたんですか?”
“数十万人ぐらいかな……”
“ヒェー、やっぱり先生、すごすぎまーす!”
“選手のからだをさわることで、選手の筋肉がいまどんな状態かがすぐわかる。だからこそ、さわることはスポーツトレーナーにとって、いちばん大事なことなんだ!”

“そんなスポーツトレーナーの大先輩から、これからスポーツトレーナーになりたい人に、ひとことアドバイスをお願いします!”
“そうだね、スポーツトレーナーとしてスペシャリストになりたい人は、どこでもいいからスポーツの現場に入ると同時に、医療機関に入ることをすすめるね。そこでの経験が、いつかかならずスポーツ選手にも生かされるはずだからね!”
“最後に、先生のスポーツトレーナーとしての夢ってなんですか?”
“日本のプロ野球の、若くて有望なピッチャーとアメリカにいって、メジャーリーグの頂点をめざしてみたいね! 野球のピッチャーのデーターは、工藤投手で10年分蓄積されているから、それをぜひとも活用してみたいんだよ!”
 
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先生の大きな夢を聞いて、絶対にスポーツキャスターになる夢はゆずれないと思っている私。

“ところで、YOUちゃん、スポーツキャスターもいいけど、スポーツトレーナーになってみないかい? 女性トレーナーは男性にくらべると、まだまだ少ないんだ。どうだい、こっちの世界も楽しいぞ!”

ガイコツと仲よく肩を組んでいる白木先生。

“す、すみません、わ、私、ガイコツとか、ちょっと苦手なんでーす!”

スポーツクリニックをあとにしながら、これからもいろいろなスポーツの裏舞台を支える人たちを、インタビューしていこうと思う私なのでした。
bg
スポーツインサイド情報16
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海外のスポーツトレーナー事情
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日本より、海外の方がスポーツトレーナー対する認知度、必要性は高い。最近は、アメリカにいって、全米アスレティックトレーナー協会(NATA)認定の資格を取ったり、カナダ、オーストラリアにいって、同様の資格を取る日本人もたくさんいるそうだ。
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