![]() |
![]() |
![]() | クロスくん、約束する |
“どうだい? クロスくん”
“す、すごかったです。なんていうか、ローラーなのに、スピードスケートとおなじ感覚で……氷のないときはこれで練習して、ちゃんとリンクができたら、本番は絶対に速くなりますよ!” ボクは興奮状態にあった。北海道にきたことがまちがいじゃなかったのを実感しながら。 |
“ボク、絶対、冬もきます! そしたら、そのときも教えてくれますか?”
“もちろんだよ” こうして、宮部さんとボクは、おたがいの再会を約束した。 スピードスケートのシーズンまで、あと少し。そのとき、ボクは日本代表を狙えるのだろうか? さらに、ボクはマンガ家(?)から、マンガ家としてデビューできているのだろうか? 秋の北海道は、ボクを思慮深くするのであった……(クロスくん、今回の終わり方は、ちょっとマジだったね!)。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|||
|
|||||
![]() |
![]() |
![]() |