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starクロスくん! 舞う!

セカンドセットがはじまると同時に、日本オリエント大学のレグは、審判に見えないところで反則技を繰りだしてきた。

大和はジャンプ力を狙われ、ヘディングスパイク中に、ネットの下から足を蹴られてしまい、跳べなくなってしまう。また、宅郎もユニホームをつかまれ、スパイクできないままコートにからだごと叩きつけられてしまう。
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“許せない! ルールあるスポーツでこんなことは、絶対に!”

そのとき、相手のサーブがボクをめざして飛んできた。“ボクが決めてやる!”
ボクのなかで、なにかがはじけた! それはボクのなかの正義感の目覚め?

“オーバーヘッドスパイク!”
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それはセパタクローの超大ワザ! アジアの超一流選手だけが垣間見ることができる世界!

“ダッ、ダダーン!”
一歩も動けない、日本オリエント大学のレグ。すでに、戦意は喪失していた。

“正義は必ず勝つ!”
こうして、セカンドセットも完封したボクたちは、日本代表の座をゲットしていた。



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