その8 “あるべき姿”に挑戦する……宝酒造の環境対策


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番外編 “TaKaRa クリーンCANウォーキング”に参加!
とういうわけで、8月も終わりの土曜日。ここは湘南鵠沼海岸。じつはイベントの取材をお願いしておきながら、次の日にはちょっと後悔……水着にもならずに浜辺でカン拾い? 希望者が応募して、毎年1,000人以上も参加するってホント? しかもこのイベント、今年10年目を迎えるというのです。

片瀬江ノ島の駅を降り、出発集合地点に行ってみると、びっくり! そろいの帽子、Tシャツを着た人々がワンサカいるではありませんか。年輩のご夫婦、家族連れ、孫連れ、子どものグループなど、参加のパターンもさまざま。広報部の奈良さんも、宝酒造のスタッフの証であるグレーのTシャツを着て、汗をふきふきボランティアの参加者にジュースなどを配っています。参加者も、そして100人あまりの宝酒造のスタッフも、みな楽しそう。NNもだんだん、うきうきしてきました。

まず、受付で燃えるゴミ、燃えないゴミ、アルミカン、スチールカン、ペットボトルをそれぞれに入れるため色分けされた袋をもらって、開会式会場に集結します。このイベントは、アルミカンのリサイクルを行っている三菱マテリアル株式会社が協賛し、藤沢市や市の環境協会も協力をしています。まずはゴミの分別の仕方をおさらいして、“海岸からゴミをなくすぞぉ!”という号令で、いざ出発!

総勢1,100人あまりの人々が、江ノ島方面と茅ヶ崎方面の二手に分かれて出発しました。今年最後の海水浴を楽しむ照り焼き状態のオニイサン、オネイサンも、なにごとが起きたのかと仰天! 青い帽子とそろいのTシャツの集団が津波のように押し寄せてきて、カンやゴミを黙々と拾っていくのですから。

このキャンペーン活動がはじまった10年前は、1万個以上のカンが集まったそうです。10年経ったいま、だいぶリサイクルの意識が高まってきたせいか、集まるカンは半分ぐらいになったそうです。“それではペットボトルも拾いましょう”ということで、今年は袋の種類が1枚増えました。

ですから、あまり落ちている“カン”はないのですが、どこにでも達人はいます。毎年参加している達人は、駐車場、お店の影など、“人目のつかないところ”にまだまだ捨てられているカンをしっかりget!

中継地点と1.5km先の最終地点にはゴミの集積場があり、分別されたゴミを渡し、参加者は記念品をもらって帰ります。

“むかしにくらべると、ずいぶん浜もきれいになりましたよ。こうしてボランティアをして浜を歩いているだけでも、気持ちいいじゃありませんか。家は酒屋なんですけれど、宝酒造のイメージもよくなり、どんどん商品お客さんにすすめてしまいますね”。

戸塚から8年連続でご参加のご一家は、こう感想をお話ししてくださいました。

NNも終わったときには、すがすがしい気持ちになり、けっこうストレス解消にもなりました。来年は編集部全員(+家族で)参加しましょうか?!


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浜辺には1,000人以上が集まりました!
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まずは、ゴミの分別方法を再確認


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青い帽子のボランティアが津波のように押し寄せてきます!
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色分けした袋ごとに収集して……
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最後は感謝状ももらえます




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