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03 地球温暖化と家庭生活、身のまわりでできること


できること1:紙ゴミの減量
家庭から出るゴミの約1/4は、紙類です。なるだけ捨てずにリサイクル、以下を参考にしてみてください。


○リサイクルできない紙
感熱紙(ワープロやFAX用)、カーボン紙、ろうびきの紙、ラミネート加工(表面をビニールでぴかぴか、つるつるに加工)したもの、破れない紙といわれて地図などに使われている石油から作られた合成紙、ビニールやアルミ、銀紙などを使用している紙などがそうです。これらの紙はなるべく使わないようにしましょう。

○リサイクルを妨げるもの
回収された古紙に混ざってしまうと紙の再生の妨げになるものがあります。次のものは取り除いてから、回収に出しましょう。

{紙以外}
粘着テープ類
フィルム類
プラスチック製品
ワッペン類
発泡スチロール
ガラス製品
ファイルの金具
セロハン
布製品

{紙類}
窓のついた封筒
写真
感熱紙(ファックス用紙)
ワックス加工紙(紙コップなど)
ビニールコート紙
合成紙
感熱発泡紙
油紙
防水加工紙
裏カーボン紙


○知っておきたいこと
牛乳パックをはじめとする紙パックは、上質のパルプを原料として作られています。約30個の紙パックから4〜5ロールのトイレットペーパーを再生できるといわれています。リサイクルに努めましょう。

ティッシュペーパーや紙タオルは使いすぎないように、またできるだけ再生紙利用のものを使いましょう。紙の無駄使いをなくすことが森林資源の保護につながります。森林は二酸化炭素の吸収源でもあり大切な資源です。

トイレットペーパーやコーヒーフィルターは使用後回収されることのない紙製品です。できるだけ再生紙100%のものを選びましょう。

新聞や雑誌を回収に出すときには、新聞・チラシ・雑誌を分けてまとめましょう。それぞれ再生のしかたが異なります。

ノートやコピー用紙だけでなく、紙ファイルや名刺も再生紙利用のものが増えています。紙製品を購入するときは、なるべく再生紙のものを選びましょう。


<出所>
「環境家計簿」環境庁地球環境部
「リサイクル実践講座」通商産業省産業政策局編


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