新エネルギーってなに？

	04　バイオマス・エネルギー：生物で発電ができる！ 生物（微細藻類）が光合成を行う際、太陽光を利用して二酸化炭素を固定化する作用を利用したのが、バイオマス・エネルギーです。 光合成では、はじめに太陽エネルギーにより水が分解され、高エネルギーの電子が生じ、次にこの電子により二酸化炭素が還元され、炭水化物が生産されます。つまり、高エネルギーの電子をエネルギーとして採取し、同時に空気中の二酸化炭素を固定化し、燃料として使おうというのがバイオマス・エネルギーです。 また、微細藻類の利用は、下水汚泥などの廃棄物にも有効であると考えられます。
	光合成微生物電池の模式図 Fe（III）：フエリシアン化カリウム 　Fe（II）：フエロシアン化カリウム
	［出典］通商産業省工業技術院 資源環境技術総合研究所 http://www.nire.go.jp/eco_tec_j/sigen/new-ene/new-ene_j.htm